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当分野は、以下のような講義・実習を担当しています。一部、他の分野との合同講義・実習です。
全学部対象
Gコード科目「食べる」
「食べること」の意義、メカニズムなどについて、外部講師や歯学部・農学部の教員などがオムニバス形式で楽しく講義をします。
歯学部歯学科3年生
補綴学総論
歯科補綴治療の対象となる咀嚼・嚥下機能の正常と異常について理解を深めます。
歯学部歯学科4年生
有床義歯補綴学
全部床義歯と部分床義歯による咀嚼・嚥下機能回復治療について学びます。
加齢歯科学
全身ならびに顎口腔系における加齢に伴う形態的・機能的変化について集学的に学びます。
全部床義歯補綴学実習
全部床義歯の診療・製作過程について学ぶ実習です。
部分床義歯補綴学実習
部分床義歯の診療・製作過程について学ぶ実習です。
歯学部歯学科5-6年生
総合模型実習(他の分野との合同実習)
複数の歯科疾患を有する口腔内を再現した模型を用いて一口腔単位の治療を想定した実習を行います。
臨床予備実習(他の分野との合同実習)
臨床実習に入る前に必要な臨床的知識と態度・技能を習得するための実習です。
臨床実習(他の分野との合同実習)
患者さんのご協力をいただき、一口腔一単位で基本的な治療を実践し、歯科医師としての基本的技能を習得します。原則として有床義歯の症例を1ケース以上担当し、設計から装着、メインテナンスを行います。診療開始前に、治療計画と義歯の設計について、教授、ライターとともにディスカッションをする実戦的なセミナーも行っています。
口腔生命福祉学科3-4年生
臨床実習(他の分野との合同実習)
外来で診療介助や口腔保健指導を実践し、歯科衛生士としての業務を習得します。
歯学科4年生の部分床義歯実習風景
平成28年4月に最新型の実習机が導入され、教員・学生ともに最高の環境で実習をしています。
歯学科6年生の臨床実習風景
ライターの指導のもと、学生が義歯の調整をしています。学生専用の治療ゾーンは、大きな窓から光が入り、気持ちのよい空間となっています。
当分野では、超高齢社会で役立つ診断・治療の知識と技術をもつ歯科医師を養成するために、研修医Bコース(卒直後)、大学院博士課程(臨床研修修了後)、レジデント(臨床研修修了後)などの形で、入局希望者を募集しています。
研修医Bコース
半年間という短い期間ではありますが、有床義歯補綴、顎顔面補綴、咀嚼・嚥下機能評価に基づく補綴治療の基本を学びます。有床義歯補綴の一般的な症例については、診断から最終補綴まで、独力で取り組めるようにします。また、大学病院ならではの有病者など多彩な症例の見学やアシストにも積極的に取り組みます。
レジデント
有床義歯補綴、顎顔面補綴、咀嚼・嚥下機能評価に基づく補綴治療の実践力をつけ、いわゆる難症例にも対応できる力を養うコースです。補綴診療の充実感、達成感を体感することができます。
大学院博士課程
指導教員のもとで、咀嚼・嚥下機能に関する高齢者補綴学などに関するテーマの研究を行います。学会発表、論文執筆を経て4年間で歯学博士を取得します。まだ同 大学院入試募集要項については、新潟大学歯学部のホームページの新着ニュースをご確認ください。大学院の入試は年に複数回行われます。
大学院生の学会発表、左:2015年6月日本顎顔面補綴学会におけるポスター発表
右:2016年1月新潟大学・インドネシア大学合同シンポジウムにおける口演発表
入局後は、指導医とともに医歯学総合病院義歯診療科での臨床に携わるとともに、以下のような機会を通して、歯科補綴学の研鑽を積むことになります。これらのコンテンツとクオリティは、臨床においては日本補綴歯科学会専門医、日本老年歯科医学会専門医、日本顎顔面補綴学会認定医などの取得、研究においては歯学博士の学位取得と将来の海外留学を前提としています。
抄読会
症例検討会
機能評価ワークショップ 嚥下機能その1
研修医・レジデント・大学院生(社会人大学院生を含む)として入局を希望者される方の医局見学は随時対応しております。ご希望の方はお問い合わせから電子メールにてご連絡ください。質問も受け付けております。
また、毎年6月に当分野の医局説明会を行っております。日程が決まりましたら、当HPのトピックスでお知らせいたします。